気仙沼市とヘンプアクセサリー制作と農業の日記 | ||||
意外と知られていないヘンプの使われ方を紹介。 日本では結婚式をあげる前に「結納」を行いますが、そのとき必ず揃えなければならない「結納品」というものがあります。 結納品は地方によっても若干違ってきますが、当地方では家内喜多留、友白髪、寿留女、子生婦など5~9品揃えます。それぞれの品に意味が込められており、たとえば「子生婦(こんぶ)」なら海草の昆布を用いて子孫繁栄を表し、「家内喜多留(やなぎだる)」なら酒樽を用いて家庭円満をイメージ 、といった意味で揃えます。 今回、言いたいのは「友白髪」という結納品について。麻の繊維を使用しており、これこそヘンプそのもの。 意味としてはヘンプの繊維を白髪に見立てて、「白髪になるまで夫婦仲良く」といった意味が込められているそうです。ヘンプの色はベージュを思い浮かぶかも知れませんが、実際のところ友白髪のように繊維化された状態を見るとツヤがあり、本当に白髪のような白銀の輝きがあります。 ヘンプアクセサリーも使い込んでいくと、この輝きに似た光景を見ることができます。これもヘンプの魅力の一つです。 っというわけで、私は友人が結婚するとよくヘンプアクセサリーやグッツをプレゼントします。もちろん友白髪の意味に重ねて贈ります。これを機に日本とヘンプの文化を理解できたら・・・なんて思ってます。 ![]() スポンサーサイト
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